「人生を変える出来事」とは?

関西の地元の図書館で勉強していたのですが

今日は「平和と学びのパネル展」をやっていたので見てきました。


主題は広島と長崎の原爆経験についてで、

「キノコ雲」や、黒焦げになったお弁当など

数枚の写真が並ぶ小さなパネル展でした。


日本人として、全部教わってきたことですし

何も新しいことは無かったのですが、

改めてそういった写真を見た後、心が動くものがありました。


それは「現在、世界には15,000発の原子爆弾があります。」

という一枚のポスターでした。


これを見て、

「これをどうやって減らせるか考えたい」

という思いがこみあげました。


そのポスターの隣には、

子ども向けに「平和のために何ができるかな?」と

かわいいイラスト付きで描かれ、

「お手伝いをする!」「友だちと仲良くする!」

と書かれているのを見ました。


私は…平和のために何ができるだろう?


どうして私がフランスで政治を学ばせてもらえるのだろう?

パリ政治学院で学んで私はこの世界に何を残していくのだろう?




この「パネル展」に足を運ぶ前、ちょうど

「『人生を変える出来事』って一体何だ」

と考えていました。


「パネル展」を出るころには、

それは「知ること」なのだ、と気付きました。


「世界には15,000発の原子爆弾がある」ということを知ったから

「これをどうやって減らせるか考えたい」と考えが変化しました。


そのように、「知ること」が考えを変えて、

行動が変わり、生活が変わり、人生が変わるのだと思いました。


ただし、人生を変える「知る」は、

ただ知っているだけではなくて、知ったことによって

自分の行動が変わるようなことであり、

「悟り」という言葉がそれに当たるかと思います。



私の恩師は

「人生の目的を悟ったなら、人生が変わる」と教えてくれました。


私はたくさん読書して考えて、その先生からもたくさん学んで

ようやくその「答え」を見つけたつもりでいたけれど

いまだ、「人生が変わった」ほどの変化ができていないような気がします。


たくさん学んで聞いて「知って」いるけれど、

「悟って」いないのだな…と思います。





「留学で自分を変えたい、人生を変えたい」

よくあるフレーズですが、

私も本気で「留学で人生を変えたい」です。


そのための「留学準備」とは何なのか?


英語やフランス語ではないでしょう。


私が何を考えて「留学準備」をしてきたか…

それはまた後々。





長すぎますね、

もっと気軽に書けるように気をつけようと思います(笑)

Monamieの留学ノート

2017年8月よりパリ政治学院で交換留学生として学んでいます。 学校での学びだけでなく、生活の中で感じ、考えたことを書き残していきます。

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